大型免許を取得するためには条件がある

トラックドライバーとして働くためには、大型免許が必要です。取得するためには、教習所に通うことが最善最短の近道といえます。教習所に通う時にはお金が必要となりますが、いったいどれくらい必要なのでしょうか。大型免許を取得するために教習所に通う場合、現在どんな免許証を持っているかによって、教習にかかる時間や費用が大幅に異なる為、確認してから通うことが必要です。 なお、大型免許を取得するための条件として、普通免許・準中型免許・中型免許・大型特殊免許のどれかを取得していて3年以上たっていることがあげられます。また、この期間内に免許停止処分を受けていないことも条件です。この条件に当てはまる「免許を取る日に満21歳以上となる人」であれば、教習所に通って免許を取得することができます。

取得している免許証の種類と限定によって費用は異なる

普通免許を取得している人の場合、35万円から45万円前後かかります。AT・MTにより技能教習30から34時間、学科教習1時間学ぶことが必要です。準中型免許の場合、AT・MTや限定の有無によって23時間から30時間の技能教習、学科1時間が必要となります。費用は27万円から40万円前後です。中型免許を持っている場合、AT・MTや限定の有無により14時間から24時間の技能教習を学ぶことになります。学科教習は必要ありません。20万円から38万円前後の費用が必要です。大型特殊免許を持っている人の場合、45時間の技能教習、4時間の学科教習が必要となります。48万円から58万円前後の費用が必要です。地域や教習所によって費用に幅が出るため、教習所の情報を確認して納得したうえで通いましょう。

トラック運転手の募集要項は、運転免許の種類や荷物の積載量を確認することが重要です。未経験者でも応募可能な募集もたくさんあります。